【トロント】目的を明確にした有意義な時間

まず、トロントを選択したことが何よりも良かった。
多民族な都市のため、アジア、南米、イスラム系といった世界中の人々が混在するとてもユニークな街だった。
そのため、皆が互いを理解し尊重している姿が印象的だった。
つたない英語にも一生懸命耳を傾けてくれ、話を聞いてくれたことが自分の自信につながり、その度にこのトロントという街が好きになっていった。

私はこの4週間の中で必ず他の地域に旅行に行くことを決めていたため、NYとモントリオールへ行った。
スクールのツアーもあったが、予算のことを考え日本人の友達と自分たちでホテルと夜行バスの予約を取った。
現地では短い時間だったが、トロントとは全く異なる文化を体験でき、留学中の非常に貴重な体験になった。
（トロントへ留学される方には、ぜひ近郊の街へ旅行に行ってほしい。）
平日は必ずどこかしらへ足をのばし積極的に英語を活用する時間を作った。
1日中、半日中家に居るといった日は1日もなかった。
このように短期で留学される方は、学校以外で英語を活用する機会をたくさん作ってほしい。
そのほうがより現地の生の英語、文化に触れることができるからだ。
そして何でもわからないことがあったら、英語で積極的に聞くことも大切だ。
私はこの2点を重視して生活した結果、日常会話やリスニング能力が自分でもわかるくらい上達したように思う。
"たかが1ヶ月の留学だけで…"と思わず、自らの目的を明確にして出発して、ぜひ有意義な時間を過ごしてほしい。