圧倒的な人気を誇るアメリカの大学留学。自由な制度と豊富な選択肢がその人気の理由です。アメリカには2年制と4年制を合わせると4,000校以上の大学があり、社会のニーズを反映したさまざまな専攻科目を提供し、世界をリードする研究・教育が行われています。

日本では大学を受験するときに大学や専攻を決め、入学後に変更することはほとんどありませんが、アメリカでは入学時に専攻科目を決める必要はありません。途中で専攻を変更することも、他の大学へ転入することもできます。

夏休みの間にサマースクールに通って卒業までの期間を短縮することもできますし、専攻科目とは関係のない科目を履修することもできます。また、一部の大学には留学生も受講できるエクステンションコースがあり、主に社会人向けの1年以内のコースを開講するなど、アメリカの大学は自由で開かれた存在です。

アメリカの大学留学

アメリカの学校制度

2年制大学

約1,700校ある2年制大学は、私立のジュニアカレッジと公立のコミュニティカレッジの2種類ありますが、その8割がコミュニティカレッジです。日本の短大とは異なり、男女ともにさまざまな年齢層の人が学んでいます。
コミュニティカレッジには大きく分けて職業訓練コースと4年制大学編入コースの2つのコースがあり、スキルアップを目的とするのか、4年制大学への編入を目的とするのかによってコースを選びます。

職業訓練コース 職業に直結した技術が学べる職業訓練コースは、日本の専門学校のような位置付けにあり、学生はもとより社会人にも広く門戸を開いています。期間は必ずしも2年間ではなく、コースによっては1年間やそれより短い期間で修了できるコースも多くあるため、休学留学や社会人のスキルアップ留学にもおすすめです。
4年制大学編入コース 2年制大学から4年制大学への編入はアメリカでは非常に一般的です。編入コースを選ぶと、4年制大学の1~2年生にあたる部分を2年制大学で学び、その後4年制大学の3年次に編入することになります。
2年制大学で良い成績を修めれば、日本の高校の成績では目指せなかったハイレベルな4年制大学への編入も可能になりますし、2年制大学のほうが学費も安いので、1・2年次を2年制大学で学ぶことで4年間トータルの学費を安く抑えることもできます。
2年制大学は4年制大学に比べて一般的に1クラスの人数が少ないので、英語力などにハンデのある留学生にとってはより馴染みやすい学習環境と言えます。

4年制大学

4年制大学は私立と州立を合わせるとアメリカに約2,500校あり、600種類以上の専攻を提供しています。4年制大学の中には、ビジネス系の科目や音楽、美術などのみを教えている単科大学や2年制のカリキュラムを併せ持つ大学もあります。
受験の際に学部を決定する日本の大学とは異なり、アメリカの4年制大学では専門課程に進む3年次の段階で専攻を決定することができるので、自分が学びたいことをゆっくり時間をかけて選ぶことができます。また、夏休みに開講されるサマースクールで単位を取れば、4年かからずに卒業することもできます。

州立大学 州立大学の多くは学生数が数万人と規模が大きく、博士課程を持つ総合大学には学部も数多くあります。さまざまな価値観を持つ学生が通い、設備も整っています。研究者の育成を目的としたトップクラスの大学はもちろん、留学生も入学しやすい中規模の大学もあります。
私立大学 州立大学に比べて一般的に一クラスの学生の人数が少なく、学習面の指導やケアが手厚いのが私立大学の特長です。有名な私立大学の他に、リベラルアーツカレッジと呼ばれる規模の小さい大学もあり、これらの多くは、幅広い教養を身に付けることに主眼が置かれていて、教師と学生の距離が近いことも特長として挙げられます。

 

アメリカの高等教育の仕組み

アメリカの高等教育の仕組み

アメリカの学期制度

アメリカの大学には、セメスター(2学期)制を取るところとクォーター(4学期)制を取るところがあり、入学時期は、セメスター制の大学で9月と1月の年2回、クォーター制の大学でそれ以外に4月と7月の年4回あり、とても柔軟な制度になっています。

アメリカの学期制度

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