留学生&WISHスタッフブログ

世界一不思議な国、ラオス

大阪オフィス法人担当の今里です。

今、アジアで注目をあびているインドシナ半島のラオスに行ったときのことを、今日は書こうと思います。

ラオスは世界一不思議な国と言われることもあるほど、どんな所かを説明しにくい国です。

中国、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムの5か国と国境を接しているこの国は、壮大な遺跡があるわけでもなく、名の知れた料理があるわけでもないですが、強烈な個性と底知れない魅力をたたえています。

かつては長いインドシナ戦争に巻き込まれ、また近年ではアジア経済危機の影響を受け、海外からの経済援助に長い間頼っていますが、そこで暮らす人々の素直な心と微笑みを絶やさない優しさが魅力で、それが、この国がアジア最後の桃源郷と呼ばれている所以のような気がします。

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ラオスの国土は日本の本州ほどの大きさで、人口約660万人程(日本の5%)です。

今回私はまず、関空からバンコク経由でルアンパバンに入りました。

街に入って驚いたのは、ヨーロッパからの観光客の多さです。日本人は私たちだけでした。

元フランス領だったため街並みがヨーロッパ風で、フランス語で書かれたホテルやレストランの看板も目立ち、ヨーロッパ人が好むような街並みでした。

カーン川とメコン川の合流地点に位置する緑豊かな街ルアンパバンは、その美しいフランス風の街並みと、歴史的・文化的遺跡保護の観点から、1995年に世界遺産に指されました。

プーシーの丘から見るルアンパバン名物の夕陽は荘厳でした。夜は気温が下り、メインのシーサーワンウォン通りにはおしゃれなレストランもあって、いい雰囲気です。

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翌日は早朝に、寺院の僧侶が喜捨を受けに町を歩く托鉢を見学しました。
ルアンパバンは寺院が多い聖地なのですが、托鉢見学にはマナーがあります。

・見学時に僧侶に触れない。
・見学者の服装に注意する。特に女性は露出の多い服装は避ける。
・バスに乗っての見学はしない。(僧侶を見下ろすことになるため)

僧侶になる子どもは貧しい家庭の出身者が多いそうですが、その小さな子どもの僧侶が托鉢でいただいた食料を、さらに小さな一般の子どもに分けてあげているのを見て感心しました。

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次に、ルアンパバンの郊外にあるパークウー洞窟の見学に行きました。

船着き場からメコン川を25キロほど上ります。


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途中、休憩場所になっているバーンサーンハイ(酒造りの村)では、ラオス焼酎ラオ・ラーオの試飲もさせてくれました。

村の生活水準は高くはないですが、生活している人の笑顔を絶やさない素朴さに感動しました。



その後30分ほどで、パークウー洞窟へ到着します。

洞窟は2つあり、1つ目がタムティンといって、5000体以上の仏像が置かれています。2つ目はタムプンで、ここは真っ暗な洞窟の中に仏像が点在しているので、行くときは懐中電灯の持参をおすすめします。

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翌日は首都の行政特別区のビエンチャンに降り立ちました。ワッタイ空港新ターミナルは日本政府の無償資金協力によってで作られました。
街並みはフランス植民地時代の古い建物と並木道、そして数多くの仏教寺院が混在しています。

人口60万人の、東南アジアで一番小さな首都です。120824_10.jpg

周りの国々に比べて人口も少ないため、発展には少し時間がかかるかもしれませんが、それゆえ確実に他国の動向を見ながら発展していくので、将来はアジアの中でも有望な国になりそうです。

日本人がもうかなり前に忘れてしまった素朴さや人とのふれあい。アジアの国々も年々、経済発展と引き換えに失っていく気がします。

ぜひ皆さんも、できるだけ早いうちにアジアの国々に行ってみてください。それらの国から教わることはたくさんあると思います。

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