私の留学は何もかも「初めて」から始まった。
川村 ひかるさん 留学時の年齢:20歳

ブリティッシュ・スタディ・センター ロンドン校
イギリス / ロンドン
留学の種類 語学研修プログラム / 滞在方法 学生ハウス
- 2015年9月
- 23週


右も左も判らないまま飛び込んだ生活でした。
初めてのヨーロッパ。初めての半年という長い期間。私のロンドン留学は何もかもが「初めて」から始まった。右も左も判らぬまま飛び込んだ生活だったが、幾度も挑戦や失敗を重ねていくうち、自分に最も合うスタイルを見つけることが出来ました。中でも大切だと思ったのは「旅の恥は掻き捨て」「飛ぶ鳥跡を濁さず」この二つの精神を心に置いておくことです。行った先で判らないことや不安なことがあれば、恥ずかしがらず誰かに訊ねればいい。その勇気が結局、ためらうよりも問題解決を早くします。逆に、外国において私は「日本人」としてみられる。もし私が何か不作法なことをすれば「日本人は何てことをするんだ」と思われてしまうのだ。
恥を恐れず、しかし恥ずかしい行いはしない。この二つのバランスが、おそらく留学において最も重要なことだと思います。
23週というある程度余裕のある期間で、私はいくつもの博物館や美術館、駅、観光スッポットを巡った。ストーンヘンジやエディンバラなど、週末旅行に参加したこともあります。
どれが一番と絞ることは難しいが、あえて挙げるならウエストミンスター宮殿(及びビッグベン)だろう。イギリスの象徴ともいえる時計台と、その下の国会議事堂を見ることができたのは、忘れられない貴重な体験でした。

生活していく上での知恵や人との関わり方も学べた半年間。
最後に、半年間通い続けた語学学校。発音も行動も積極的な海外の学生たちの中で、自分の力不足に悩み、かなり落ち込んでしまうこともありました。それでもやはり失敗を恐れない精神で取組続けたところ、徐々に英語力も向上し、最終的には自分からよりレベルの高いクラスに編入することが出来ました。単に英語の能力だけでなく、生活していくうえでの知恵や人との関わり方も学べた半年間。この素晴らしい機会を与えてくださった家族を初め全ての人々に心から感謝しています。