留学体験レポート

人の優しさや温もりにふれて、忘れていた大切なことを思い出せた

佐久間理子さん 留学時の年齢:21歳

オーストラリア

アクセス・ランゲージ・センター
オーストラリア / シドニー
留学の種類 語学留学 / 滞在方法 民間寮

留学時期
2013年3月~4月
留学期間
2週間
担当オフィス/カウンセラー
大阪オフィス 前浦新之助

「遠慮」と「恥じらい」は禁止ワード

「え、2週間だけ?」友だちに留学に行くことを話すと、皆が口をそろえてこう返してきたものでした。確かに2週間の留学はとても短いですが、私はその限られた時間を有効に使うにはどうすればよいかを必死に考え、絶対に自分にとって意義のある2週間にしようと意気込んでいました。

今回の私の目標は、とにかく発言することでした。「遠慮」と「恥じらい」は禁止ワードと心に決め、授業でもできるだけ積極的に発言しました。というのも、「日本人だってちゃんと発言するんだ」ということを他の国の人に知ってほしかったのです。

初めはでしゃばり過ぎかなと思うこともありましたが、ちょうどいいくらいでした。
英語で意見を述べるのは確かに難しく、言葉に詰まることもたくさんありましたが、それでもクラスメイトたちは真剣に聞いてくれました。うまく伝わらなくて聞き返されたときは少しがっかりしましたが、「なるほどね」とうなずいてもらえたときのうれしさは忘れられません。愛想とか諦めではなく、本当にわかってくれたのだと感激しました。

言葉が通じない悩みなんてどうでもよくなった

授業は難しいと感じることもありましたが、常にやり応えのあるいいクラスでした。

私のクラスの先生は教科書ばかりではなく、オーストラリアの文化や今話題になっているニュースなどいろいろなトピックを挙げてくれたり、質問があるときは私の話す英語をしっかり聞いてくれたり、時には笑わせてくれたりと、とても素敵な人たちでした。
少人数で意見を交わしやすい、良い雰囲気のクラスでしたが、授業中に着信音やメールの受信音がなったり、教室を出入りしたり、物を食べたりする人もいて、文化の違いを感じました。また、他のクラスの人ともっと交流を持てたら良かったと思います。

学校のあとは友だちとご飯を食べに行ったり街へ出かけたりして、シドニーを満喫していました。
もちろんここでも英語が登場です。駅で切符を買うとき、道がわからないとき、お店で注文をするとき、あらゆるものが英語だらけで、頭がパンクすることもありましたが、心配いりませんでした。英語がわからない私にもわかるように、皆が身振り手振りで一生懸命最後まで伝えようとしてくれました。

行く先々でシドニーの人たちの優しさが身に染みて、その度に言葉の壁が取り払われていくような気がしました。それに周りの人たちの大らかさや雄大な自然にふれていると、言葉が通じない悩みなんてどうでもよくなってきました。

留学なので、もちろん勉強もしましたけどね。

放課後の楽しみは滞在した寮での時間

友だちとバイバイした後、私にはもう1つの楽しみが待っていました。それが滞在した寮です。
英語圏にありながら、住人は誰1人母国語が英語ではないというなんとも不思議な空間でしたが、そこは言いようのない居心地の良さに包まれていました。欲を言えば、2人で共有するには部屋が狭かったことと2段ベッドの上がギシギシいって不安でしたが、でもそれを除けばとても居心地が良い、素敵な寮でした。

一緒に料理を作って食べたり、バーに行ってビリヤードで対決したり、修学旅行みたいに夜中まで語り合ったり。そこには難しい言葉はいりませんでした。一番大切なのは「ありがとう」「ごめんなさい」の気持ちを言葉で伝えることだったように思います。ただやみくもに連発するのではなく、何に対しての「ありがとう」「ごめんなさい」なのかを明確にすることが重要なのだと改めて感じました。それがちゃんとできれば、自ずと友だちの輪が広がっていきました。語学留学ならではの楽しみだと思います。


出発する前に目標を決めて、気合を入れていたおかげで、密度の濃い学習ができました。少し頭で考えすぎていたため、もう少しリラックスした方がよかったかもしれません。なんとなく「留学=英語のスキルを伸ばすため」と思い込んでいましたが、それだけではなく、人の優しさや温もりにふれて、今まで忘れていた大切なことを思い出すことができました。頭で考えるだけでなく、自然に感じることも留学を有意義にする重要なキーだったのだと思います。

素敵な2週間を本当にありがとうございました。

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