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到着しても油断大敵
手続きも無事に済み、家族や友達に見送られて、日本を出発!ところが、海外への第一歩を踏み出したとたん、思わぬ落とし穴が…!そんなハメには陥らないためのコツとは?
CASE1.入国が認められない!ああ悲しき強制送還…
アメリカへ12週間の語学研修に参加することにしたAさん。1週間に18レッスン(1レッスン50分)のコースを受ける場合、学生ビザは必要ないと聞いていたので、学生ビザを取得せずに入国することになった。
入国の際、審査官に英語でいろいろと質問されたAさんは、渡航目的を「語学学校に通う」、さらに授業時間については「1週間で18時間」と答えた。
すると、「それなら学生ビザが必要。持っていないなら入国は認めない」と言われてしまった。
結局別室に連れていかれ、書類にサインをし、日本から乗ってきた飛行機でUターンさせられるハメに。どうして強制送迎させられるの?
カウンセラーからのアドバイス
さて、Aさんは、何がいけなかったのでしょうか?
確かにアメリカでは、3ヵ月以内、かつ週18時間未満の語学研修の場合は、帰国またはカナダなど他国への航空券を所持していれば学生ビザを取得しなくても入国することができます(2010年7月現在)。
Aさんの場合、1週間に18レッスン(1レッス ン50分)、すなわち1週間で15時間の授業を受けるわけですから、確かに学生ビザは必要ありません。
ただ、入国審査官に英語で質問され、慌ててしまい、「1週間で18時間(18hours)と答えたのがよくなかったようです。こういった留学生のほとんどは英語に不慣れですから、レッスン(lesson)と答えるところを時間(hours)と答えてしまうことがよくあります。
こういう場合、間違って答えてし まっても慌てずに、語学学校から渡されている入学許可証や留学エージェントから渡されている最終旅程表を見せて説明しましょう。
日本語の書類の場合は、日本語の分かるスタッフを呼んでもらい説明をします。入国審査場には日本語が話せるスタッフが必ずいますので、英語での説明に困ったら呼んでもらうようにしましょう。
また、語学学校の緊急連絡先を見せて審査官に電話をしてもらい、学校担当者から審査官に直に説明をしてもらうという方法もあります。
このような対策をとれば、入国が認められないという最悪の事態は回避できます。
もしビザを免除するようなプログラムで入国するのが不安ということであれば、学生ピザを取得したうえで渡航する方法もあります。
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CASE2.ホストファミリーへのお土産を没収された!納得いかない…
オーストラリア・ケアンズヘのホームステイに参加することになったBさん。ホストファミリーは日本食が大好きだと聞いていたので、お土産として、あられの詰め合わせや、真空パックの煮物などを持って行こうとした。オーストラリアは食べ物の持ち込み制限が厳しいとは聞いていたが、あられも真空パックも生ものではないので特に問題はないだろうと判断し、申告をせずに税関を通ろうとしたところ、係員に呼び止められてスーツケースの中身を調べられてしまった。
真空パックの煮物の他、非常食にと一緒に詰めたカップ麺も見つかり、厳しくしかられ、両方とも没収されてしまった。揚げ句の果てには申告をしなかったという理由で500ドルもの罰金を支払うハメに…。
結局、ホストファミリーへのお土産は、あられだけしか渡すことができず、到着前の手紙で期待していた彼らをがっかりさせることになってしまった。その上、予定外の罰金のせいでお小遣いも少なくなってしまった。
カウンセラーからのアドバイス
食品の持ち込み制限は、国によって異なります。
オーストラリアの場合、肉類に関するものは特に厳しく制限されています。たとえわずかでも肉類が入っている場合には持ち込みはできません。
Bさんの場合、真空パックの煮物に鶏肉が、カップ麺に乾燥肉が入っていたことから没収になったわけです。
またポテトチップスにビーフ味と書かれていただけで没収といった例もあります。
罰金まで取られてしまったのは、持ち込み禁止の食べ物を持ち込んだ上に、税関申告書に申告をするものがないと書いてしまったからです。
税関申告書は正しく記入するようにしましょう。申告をすると質問を受けたり、荷物を調べられたりするのが嫌という方が多いようですが、申告をしたからといって必ず没収、課税されるわけではありません。
海外旅行の基本は、郷に入ったら郷に従えです。入国時につまずかないよう、持ち込み制限については事前によく調べておくようにしましょう。
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CASE3.スタッフのふりをされて!実は悪質な盗っ人…
ロンドンヘの語学研修に参加したCさん。空港では、語学学校のスタッフがCさんの名前を書いたサインボードを持って、到着ロビーで出迎えてくれると聞いていた。
人の多い到着ロビーの中、長旅に疲れた目でCさんは自分の名前を探したが、なかなか見つけられない。
と、その時、Cさんの名前を呼んで、にこやかに手を振る男性が現れた。てっきり語学学校のスタッフだと思ったCさんは、男性の案内に従って空港を出ると、勧められるままに車に乗り込んだ。
無事滞在先に到着し、ほっとしたCさんだったが、男が£100を払えと言う。送迎は出発前に学校に依頼してあり、送迎の費用もすでに振り込んでいたはずということを、英語でなんとか伝えたところ、男から「自分は学校のスタッフではないし、学校から委託されたドライバーでもない。あなたが私のタクシーに乗ったんでしょう?」と言われ、結局£100を支払うことに。
事前に学校に支払った£50と併せて£150も送迎に払うことになってしまった。
それにしても、名札を付けていたわけでもなかったのに、どうして私の名前が分かったの?
カウンセラーからのアドバイス
なぜ名札を付けていたわけでもないCさんの名前を、見ず知らずの男性が分かったのでしょうか。
それはCさんのスーツケースのタッグを読み取ったからです。スーツケースを預ける時、航空会社は手荷物紛失(Lost Baggage)に備えて必ず名前・住所・電話番号が書いてあるタッグが付いているか確認をします。
その上、Cさんは、スーツケースに自分の名前を、英文字の大きなシールで貼っていたとのこと。自分のスーツケースとすぐ分かるように工夫したつもりが、結果的には裏目に出てしまったわけです。スーツケースに自分の名前のシールを貼っている人、今すぐはがしましょう!
また男性が、Cさんの名前を書いたサインボードを持っていなかった時におかしいと思い、出迎えのスタッフかどうかを確認しなかったことも原因のひとつです。
到着時の空港では、海外に来た緊張と長旅の疲れで、注意が散漫になってしまいがち。
心配な方は、WISHの海外サポートオフィスがある都市を選べば、送迎もWISHオフィスが手配するので安心です。
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CASE4.気付いたら荷物がない!貴重品、どうしたらいいの…
ロサンゼルスヘの語学研修に参加したDさん。ロサンゼルス国際空港に到着し、空港ロビーでスーツケースとバッグを足元に置き、インフォメーションボードで滞在先に向かうためのタクシー乗り場を捜していた。
その時、横を通りかかったアメリカ人の男性に、「今何時ですか?」と聞かれた。簡単な質問に答えられてホッとしたDさんだったが、その後「どこから来たのか」「どこへ行くのか」と質問され、なんとか自分の知っている英語の中で会話が成り立ち、10分程立ち話を続ける。
足元に置いておいたバッグが見当たらないことに気が付いたのは、話が弾み、男性とにこやかに握手までして別れた後だった。
パスポート、トラベラーズチェック、滞在先の住所など、大切な書類がすべて入っているバッグを盗まれたFさん。財布はかろうじて身に付けていたが、身分を証明するものもなく、滞在先の連絡先、住所も分からず途方に暮れる。これからどうしたらいいの…?
カウンセラーからのアドバイス
空港、人込みの多い街中、電車の中での盗難事件が多発しています。
Dさんを狙った窃盗犯は、おそらく二人組でしょう。
一人がさりげなくDさんに近づき、声をかけ話に夢中にさせ、そのスキにもう一人がDさんの足元にあったバッグを盗むという手口だったようです。
警察に被害届を出すのはもちろんですが、盗まれたバックにトラベラーズチェックやクレジットカードが入っているならば、不正に使用されないよう、まず最初にそこへ連絡を入れることが大事です。その後警察に被害届を出します。
Dさんのように、貴重品を入れたバッグを足元に置くというのは、人込みの多い場所では絶対にしてはいけない行為です。
万一、盗難に遭った場合の被害を最小限にする方法としては、現金類は分けて持つようにする、大切な書類はコピーをとって別な場所に保管するなどの工夫をして、貴重品をひとつにまとめないようにすることです。
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