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留学の基礎知識
ひとくちに「留学」といっても、その期間や形態はさまざまです。
ここでは目的に合わせた留学期間と、語学学校の種類とその特徴をご紹介します。あなたにとって最適な留学を実現するための参考にしてください。

目的に合わせた留学期間 |  語学学校の種類と特徴

目的に合わせた留学期間
1か月までの留学は'プチ留学'
イメージ写真 1ヶ月未満の留学を「プチ留学」と呼んでいます。
この期間で外国語を完璧にマスターしよう、というのは、さすがに無理がありますが、外国語で話しかけられても慌てない程度にまで慣れることは可能です。
また、「旅行者」としてではなく、「住人」として海外に滞在することで、地元の人とふれ合ったり、その国の文化や習慣を体験することができます。
1ヶ月程度の留学は留学とは言えない、という人もいますが、語学の上達だけが留学の目的ではありません。例え1週間の滞在であっても、一生の思い出に残る、貴重な体験をして帰国される方はたくさんいらっしゃいます。これまで机で勉強してきた外国語が実際に通じることを実感することで、その後の勉強の励みになることもあるでしょう。
プチ留学を体験した方が、その後、長期の語学留学やワーキングホリデー、専門学校や大学への留学などにチャレンジするケースも多く見られます。将来の長期留学に備えての下見として、プチ留学に参加される方も多いです。
冒頭でも書いたように、プチ留学で語学を習得しようというのには無理がありますが、短期間でもできるだけ集中して語学を学びたい、という方には、午後までしっかり授業が組まれたコースを選んだり、プライベートレッスンを追加して受けるなど、できる限り英語漬けになれるプランをお勧めします。
3か月〜6か月で語学力が伸びる
イメージ写真 一般的に留学後3か月も経つと現地での生活にも慣れ、語学力も日常会話には不自由しない程度になり、単語を並べるだけの会話でなく、もっと上手にきれいな文章で話したいと思うようになります。
また、個人差はありますが、飛躍的に語学力が伸びるのは最初の3か月〜6か月の時期で、一番おもしろい時期と言えるでしょう。
ですから、語学カアップが目的で留学するのであれば、少なくとも3か月〜6か月を予定してください。これも個人差はありますが、語学力の伸びるスピードが鈍ってくる人が多いのが留学後6か月を過ぎた時期です。この時期をどう乗り越えるかが大きなポイントです。
この時期にさしかかったら、語学以外のことで興味を持っていることに目を向けてみるのもよい気分転換になるでしょう。
例えば、日本でいうカルチャースクールのような所では、わずかな費用で気軽に参加できるスポーツ、園芸、料理、手芸など多種多様なカリキュラムが用意されています。
また、進学する、しないに関わらず、TOEFLやケンブリッジ英検などの試験を目指して勉強するのもよいでしょう。これらを通し、語学力の伸びるスピードを落とさずに、さらに語学力アップを図ることができるはずです。
1年で大学・専門学校進学の語学力が身につく
イメージ写真 1年間の留学が可能であれば、語学力の上達だけではなく、さらにその先の目標を持つことが大切です。
目標が大学や専門学校への進学であれば、そのために必要な語学力をつけるには1年で十分と言えるでしょう。
まじめに1年間勉強した人であれば、語彙力もつき、ネイティブとの会話もかなり自由にこなせるようになります。
たとえ進学をせずに帰国し、復学や再就職をするにしても、留学前に比べれば、語学力だけでなく異文化適応能力、物事を考える力、そしてなによりも自分に対する自信がついていますから、新たな目標を見つけチャレンジすることができるでしょう。
語学学校の種類と特徴
一般的に語学学校は、私立の語学学校と、大学などの高等教育機関に付属する語学学校とに大きく分けられます。
私立の語学学校は日常生活に役立つ実践的な語学力養成を主体に、目的別・レベル別にコースを用意しています。
大学などに付属する語学学校は、進学希望または進学が決まった学生を対象に、大学や専門学校での授業に必要とされる語学力の養成を本来の目的としています。ただし、多くの学校では一般コースを設け、進学希望でない学生の受け入れも行っています。
大学付属の語学学校
大学付属の語学学校 大学やコミュニティ・カレッジ、専門学校が運営しています。
コースは一般的に8週間から12週間を1学期とした学期制です。
本来は大学への進学を目的としている学生を対象にしている研修機関なので、語学力の不足を補うことを条件にその大学に入学が決まっている学生や、すでに入学できる語学力を持っているけれども何か月か集中して語学の勉強をしたい学生などを主な対象としています。
したがって、必然的に進学を目的に勉強している学生が多く、授業内容も大学での授業の聴講の仕方、ノートの取り方、レポートの書き方などを中心にカリキュラムを組んでいる学校が多いようです。
これらのコースは大学進学準備コースと呼ばれています。これ以外に、大学進学を目的としない学生向けのコースを開設している学校も多くあります。
大学のキャンパス内にある私立の語学学校
大学のキャンパス内にある私立の語学学校 大学のキャンパス内に校舎がありますが、その大学と直接的な関わりのない私立の語学学校が運営しています。
しかし、学生が大学の施設を使えるという点では大学付属の語学学校と同じです。
このタイプの学校の特長は、大学付属の語学学校と比べてきめ細かなサービスを提供してくれるということです。
これは、私立の語学学校全般にも言えます。留学中の滞在先の手配や進学カウンセリングなどは、私立の語学学校のほうが親切に対応してくれることが多いです。
授業内容は、大学付属の語学学校が進学準備中心なのに対して、私立の場合は総合的に語学力を上げるコースやビジネス語学、試験対策などに力を入れています。
コースの期間は2週間などの短期から入校が可能なところがほとんどです。
私立の語学学校
私立の語学学校 町の中心部、交通の便のよい場所に校舎を持つ学校が多いのが特徴です。
入校日に関してもフレキシブルで、毎週、2週間ごと、または4週間ごとに入校ができます。規模は学生数50名前後の小規模な学校から、500名以上のマンモス校までさまざまで、施設内容も学校によって異なります。
一般に小規模な学校は、一般語学コースが中心で、施設面の充実度ではマンモス校に多少劣りますが、学校のスタッフや教師陣と学生との間のコミュニケーションがよく取れており、アットホームでフレンドリーな雰囲気の中で学ぶことができます。
大規模な学校は、一般語学コースのほか、ビジネス語学コース、TOEFLなどの試験対策コース、インターンシップなどのコースを設けており、施設面も充実している学校が多いです。ただ規模が大きいだけに、スタッフの対応がビジネスライクだと感じる人もいます。
サービス面では、授業・生活の両面から親身に相談に乗ってくれ、進学相談にも応じてくれるところがほとんどです。
また、滞在先の選定を重視して、専門の担当者(Accommodation Officer)を置いている学校が多く、学生からの相談にも応じてくれます。さらに課外活動(アクティビティ)も充実しています。授業料も上記2種類の学校に比べ、安いところが多く、サービスと立地の良さが私立の語学学校の最大の特長です。
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